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WSL(Windows10)上にxaptでRaspberry Piのクロスコンパイル用ライブラリをダウンロードする

前回までの記事でffmpegがクロスコンパイルできるようになったので、次はOpenCVにチャレンジようと思います。OpenCVのインストール記事はこちらを参照。

上記の記事を調べてみると様々な開発用ライブラリを入手しないとコンパイルできないようですが、せっかくクロスコンパイル環境を作ったので、なんとか、ここで必要なライブラリを入手できないかと思って調べていたら、xaptというコマンドがあることが分かりました。

早速、Raspberry Pi用のパッケージを入手する環境を構築しました。

まず、必要なパッケージをWSLに導入します。

$ sudo apt install dpkg-cross xapt

他のクロスコンパイルは実行しないのでxaptの設定ファイルをRaspbian Pi用に書き換えてしまいます。(必要ならバックアップを取っておいてください)

# sudo vi /etc/xapt.d/debian.conf    ---> エディターはnanoでもお好きなものを

[debian]
# full name of the apt mirror, including http:// or ftp:// prefix
# mirror=http://cdn.debian.net/debian/
mirror=http://mirrordirector.raspbian.org/raspbian/
# space separated list, passed to apt in the sources.list
components=main contrib non-free rpi
# suite can be specified as an override
# default, not defined.
suite=jessie
# allow unauthenticated repositories
noauth=true
# check if the cross package is already installed or newer
checknewer=true

これで、Raspberry Piのリポジトリからパッケージをxaptできるようになります。

あとは必要なライブラリのパッケージ(libxxxx-dev)をxaptでダウンロードしましょう。

(実行例)
$ sudo xapt -k -a armhf libjpeg-dev libtiff5-dev libjasper-dev libpng12-dev
$ sudo xapt -k -a armhf libatlas-base-dev python2.7-dev python3-dev
    :

これでクロスコンパイル用ライブラリが指定したアーキテクチャのディレクトリ(/usr/arm-linux/gnueabihf/libなど)に導入されます。

※ UPDATE: xaptは古いやり方でサポートされなくなったらしいです。手間がかかるのでRaspberry Pi 3上でライブラリを入手して、クロスコンパイル環境に持ってきてコンパイルするしかなさそうです...

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